こんにちは!
弊社の株式会社Craft.Kのブログにお越しいただきありがとうございます。
このブログでは、フリーランス薬剤師が活動するにあたって、必要な情報を皆さんに共有しています。
昨今の副業解禁の流れのなかで、副業に関心を持ち、フリーランス薬剤師として働いてみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
フリーランス薬剤師として働きたい、空いた時間に働きたいと考えていても、そもそもフリーランス薬剤師になるための手順がわからないと悩んでいる方も多いと思います。
今回の記事では、
・空いた時間を副業としてフリーランスしたい
・自由度の高い働き方をしたい
・漠然とフリーランスを経験してみたい
このような悩みを持つ方に向けて、フリーランス薬剤師として仕事を始めるための詳しい情報をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。
そもそもフリーランス薬剤師とは?
フリーランス薬剤師とは薬局などの特定の会社と正社員やパートとして雇用契約を結ばず、個人事業主として独立して仕事を受託する薬剤師を指します。
仲介会社を通じて働くケースもありますが、あくまで自らのスキルや経験を活かして、業務委託契約を結び働く形態が一般的です。
フリーランスと派遣薬剤師の契約の違いについて
“出典と引用”. 正社員と派遣社員 どちらがいいの?違いは?~転職の疑問を解決!~. 2023-8-7(更新日),https://www.pasona.co.jp/blog/area/meieki/20230104_02.html(URL) (参照日2025-1-20)
フリーランス薬剤師と聞いて、混同しやすい働き方としては派遣薬剤師があります。
フリーランス薬剤師は個人事業主として業務委託契約を結びますが、
派遣薬剤師は派遣会社と雇用契約を結ぶことが大きな違いです。
契約方法が大きく異なるため、働き方や責任範囲、収入面でも違いがあります。
フリーランス薬剤師は個人と契約元の会社と契約を結ぶため自由度が高いですが、派遣薬剤師は派遣会社が紹介する職場や仕事内容に従って働く必要があります。
また、責任範囲についても、フリーランス薬剤師は業務委託契約に基づき、自分で責任を負う必要がありますが、派遣薬剤師は派遣会社の管理下で業務を行うため、責任範囲が異なります。
収入面では、フリーランス薬剤師は案件ごとに報酬を設定できるため、高いスキルや専門知識を持つ場合、報酬も高くなる傾向があります。
その反面、仕事の受注状況によっては、収入が大きく変動することがあり、収入が不安定な場合もあります。
また福利厚生を受けることができませんが、仕事に関わる経費を計上できるため、節税につながることもあります。
派遣薬剤師は、パートや正社員と比較して時給は高く設定されているため、勤務時間に対しての収入になります。
そのため安定した収入を得やすいですが、フリーランス薬剤師に比べて時給が低い場合があるため、それに応じて月々の給料も比較的安い傾向にあります。
一方残業代なども発生するため、福利厚生に関してはフリーランス薬剤師と比較して手厚く受けることができます。
フリーランス薬剤師になるメリット
ここまでは、フリーランス薬剤師と派遣薬剤師の違いについて説明してきました。
フリーランス薬剤師は派遣の契約と異なり、自由度が高い契約を結ぶことができる可能性があります。
また、フリーランスは会社員と異なり、事業収入になります。
そのため経費計上できることもフリーランスの大きなメリットです。
ここからは、フリーランス薬剤師のメリットについて深堀りしていきます。
事業売上のうち経費計上できる枠がある

出典:タレントスクエア株式会社
“出典と引用”. 【2025年最新】手取り計算ツール | 額面給与から手取りを計算~. 2025-1-12(更新日),https://talentsquare.co.jp/tedori-calc-tool-monthly/(URL) (参照日2025-1-20)
事業主として、フリーランス薬剤師は業務に必要な経費を税務上の控除対象にすることができます。
フリーランス薬剤師として経費計上できる可能性があるものとしては主に、
・パソコン・ソフトウェアの購入費
・インターネットや電話などの通信費
・自宅を事務所として使用する場合の家賃・光熱費・交通費
・書籍やセミナー参加費
などがあります。
事業で使用している費用に対しては経費を計上して、課税対象となる所得を減らすことで、税負担を軽減できます。
税負担を軽減すると手元に残る収入を増やせるので、実質的な収益が向上します。
経費計上は節税のためだけでなく、必要な投資を積極的に行うためのインセンティブにもなります。
例えば、会社員で給与収入が50万円の場合は税金の12万円を差し引いた38万円が手取りになります。
フリーランス薬剤師では事業収入50万円で諸経費が15万円の場合は、(事業収入)-(経費)から求まる35万円に対して税金がかかります。
そのため、35万円から税金の8万円を差し引いた27万円が手取りとなります。
自由な働き方を選択することができる
フリーランス薬剤師は契約内容にもよりますが、働く時間や場所を自由に選べるため、自分のペースで仕事ができます。
育児や介護との両立もしやすく、ワークライフバランスを重視する方におすすめです。
フリーランス薬剤師は、働く時間や場所を自分で自由に選ぶことができるため、自分の生活スタイルに合わせて仕事を進めることができます。
例えば、午前中だけ働きたい、特定の曜日だけ働きたい、自宅の近くの職場を選びたいなど、様々な要望に対応することができます。
また、育児や介護などの家庭の事情がある場合でも、自分のペースで仕事を進めることができるため、仕事と家庭の両立がしやすくなります。
これにより、ワークライフバランスを重視したい方にとって、フリーランス薬剤師は非常に魅力的な働き方と言えるでしょう。
自分の時間を有効活用しながら、薬剤師としてのキャリアを築くことができます。
人脈形成の機会を増やすことができる
フリーランス薬剤師として契約企業に大きな成果をあげることができれば、他の経営者への紹介などを通じて、信頼と実績を持って人脈を広げることができます。
そのため将来的なキャリアアップや新たなビジネスチャンスのきっかけにもつながる可能性があります。
新たな仕事の紹介や、情報交換を通じて、自身のキャリアをさらに発展させることができます。
さらに、人脈を活かして、新しいビジネスチャンスをつかむことも可能です。
フリーランス薬剤師のデメリット
フリーランス薬剤師は自由な働き方で、企業への貢献度に応じて自分の価値を高めることができるため、さらなる高収入を期待することができます。
しかし、フリーランス薬剤師と聞くと、新たに財務関係などを行う必要があると感じ、難しそうだと思っている方も多いのではないでしょうか。
ここからはフリーランス薬剤師になることで、問題点となりうることについて説明していきます。
収入が不安定になりやすい
フリーランス薬剤師は仕事の依頼が常に安定しているとは限らないため、固定収入を得づらいです。
収入が不安定になる可能性も考慮し、計画的な資金管理が必要です。
仕事の依頼が途絶えてしまうと、収入が一時的に途切れてしまう可能性もあります。
安定した収入を確保するためには、フリーランス薬剤師や経営者のコミュニティに参加し、継続的に仕事の依頼を受けられる環境を作ることが重要です。
また、収入が少ない時期に備えて、十分な貯蓄をしておくことも重要です。
収入が不安定になるリスクを理解した上で、計画的な資金管理を行い、安心してフリーランス薬剤師として働くための準備をすることが大切です。
保険料・年金は自己負担になる
フリーランス薬剤師と会社員などとの大きな違いは、健康保険や年金などの社会保険料は全額自己負担となります。
そのため、会社員時代よりも負担額が増える可能性があります。
会社員の場合、健康保険や厚生年金などの社会保険料は会社と従業員が折半して負担します。
しかし、フリーランス薬剤師の場合は国民健康保険料を全額自己負担する必要があるため、会社員時代よりも負担額が増える可能性があります。
その結果、会社員時代よりも保険料・年金などの税金の負担額が増えかつ、得られる年金が減少してしまう可能性があります。
国民健康保険や国民年金は、所得に応じて保険料が変動するため、収入が多いほど負担も大きくなります。
したがって、フリーランス薬剤師として働く場合は、保険料・年金の負担額を考慮した上で、収入と支出のバランスを考えることが重要です。
また、必要に応じて、民間の医療保険や年金保険にも加入することを検討しましょう。
継続的な自己成長が必要
フリーランス薬剤師で継続的に仕事を受託するためには、他のフリーランス薬剤師との差別化を図り続けることが必要です。
即戦力として活躍するためには、高い専門知識やスキル、豊富な経験が求められます。
常に自己研鑽を怠らない姿勢が大切です。
また、様々な職場で働くことになるため、それぞれの職場のルールや特徴を理解し、柔軟に対応できる能力も求められます。
さらに会社員には新人研修やセミナーなどの人材育成プログラムがありますが、フリーランスにはありません。
スキルアップなど自己研鑽の時間を確保するためには、意識的に時間を確保するなど努力する必要があります。
同じ志を持った方々と交流し、情報収集を行うための行動を心がけましょう。
税金や確定申告の手続きが必要
フリーランス薬剤師は、契約手続きや確定申告など、本業以外の作業を自分で行わないといけないデメリットがあります。
税金や経費について、しっかりと理解しておくことが大切です。
会社員の場合、年末調整によって税金の手続きが完了しますが、フリーランス薬剤師の場合は、自分で確定申告を行う必要があります。
確定申告では、年間の収入や経費を計算し、所得税や住民税などの税金を納める必要があります。
また、消費税の課税対象となる場合は、消費税の申告も必要です。
確定申告の手続きは複雑で、税金や経費に関する知識が必要となるため、税理士などの専門家に相談することも検討しましょう。
確定申告を正しく行うことで、税金の過払いなどを防ぎ、適正な納税を行うことができます。
また、税金に関する知識をしっかりと身につけることで、節税対策を講じることも可能になります。
フリーランス薬剤師になるためにまず行うべきこととは?
フリーランス薬剤師になりたいと考えている方にとって、準備として何をしておくべきか気になっている方も多いのではないでしょうか。
フリーランス薬剤師になってまず準備する必要があるのは、以下の4つです。
1.国民健康保険に加入する(フリーランス薬剤師専業なら必要)
2.国民年金に切り替える(フリーランス薬剤師専業なら必要)
3.開業届を提出する
4.会計や税金の知識を身につける
以前まで会社員として働いていた方は保険や年金などの加入や切り替えが必要になります。
さらに、フリーランスの開業届の提出も忘れないようにしておく必要があります。
また、フリーランスは確定申告を自分で行わなければならないため、会計や税金についての知識が必要です。
会計ソフトを利用すれば知識がなくても簡単に確定申告が可能ですが、会計ソフトに入力するのはあくまでも自分で行う必要があるため、各勘定項目について知っておくことでミスなくスムーズに手続きができます。
会計に苦手意識がある方は、特にサポートを受けられる環境を整えておくことをおすすめします。
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